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『ABINC認証100件記念シンポジウム』開催報告
2022.03.10

「いきもの共生事業所® 認証」(ABINC認証:エイビンク認証)は生物多様性保全に取り組む工場、オフィスビル、商業施設、集合住宅、戸建住宅団地、物流倉庫、街区などの施設を「いきもの共生事業所® 」として認証して参りました。この度、認証件数が100件に到達したことを記念し、去る2月14日に『ABINC認証 100件記念シンポジウム』を開催いたしました。

 

【第一部 これまでの100件を振り返って】

100件効果検証結果報告 認証緑地の事例紹介

 

ABINC会長 森本幸裕による開会挨拶で始まったシンポジウムは、第一部では「これまでの100件を振り返って」と題し、効果検証チームにより取りまとめられた「100件効果検証結果」として、認証緑地の総面積や希少種保全など緑の量と質の総括、アンケートから得られた認証緑地の利活用の実態、新たなサービスの提案が示されました。

続く認証緑地の事例紹介では、積水化学工業株式会社 松崎篤子氏よりABINC ADVANCEを取得されたあさかリードタウンでの取り組みを、イオンモール株式会社 佐々木恵氏より複数のイオンモールでの取り組みを事例としてご発表いただき、認証取得の効果や課題をお示しいただきました。

 

【第二部 これからの100件に向けて】

特別講演 / パネルディスカッション

 

第二部では「これからの100件に向けて」と題し、特別講演では、りそなアセットマネジメント株式会社 松原稔氏より金融投融資で高まる生物多様性に関わる評価について、ABINC副会長 原口真よりTNFDとOECMの関係性について、お話しいただきました。

講演後に行われたパネルディスカッションでは、りそなアセットマネジメント株式会社 松原稔氏、積水化学工業株式会社 有原正勝氏、イオンモール株式会社 金坂美雪氏、ABINC副会長 原口真の4名をパネラーに迎え、 「100件から見えてきた効果・メリット、これからの100件に期待すること」をテーマに討論が行われました。それぞれの専門的見地から企業と生物多様性を取り巻く状況、新しい動きに向けた企業のこれからの取り組み、ABINCに期待することなど、短い時間ではありましたが、貴重なご意見をいただきました。

本シンポジウムでのご意見、ご要望を次のステージへの議論につなげていくことをABINC副会長 原口が閉会挨拶で延べ、終了となりました。

今回ご登壇くださいました皆様におかれましては多大なご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
また、ご協力たまわりました関係各所に深く御礼申し上げます。

 

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