一般社団法人いきもの共生事業推進協議会が運営する「いきもの共生事業所Ⓡ認証（通称：ABINC：エイビンク）認証制度」では、このたび、生物多様性保全に取り組む工場、物流施設、商業施設、戸建住宅団地、集合住宅等の 23施設を新たに「いきもの共生事業所Ⓡ」として認証いたしました。また今回の更新申請（認証期間3年）によって、17施設が認証を更新しました。今回の認証、またADVANCE認証を含め、認証件数は191件となりました。

本認証制度は、一般社団法人企業と生物多様性イニシアティブ（JBIB※2）が開発した「いきもの共生事業所Ⓡ推進ガイドライン」を評価基準とした第三者認証であり、今回が第18回目の認証となります。本ガイドラインは、生物多様性国家戦略 2012-2020において、事業者が生物多様性に配慮した社有地の管理をすすめるための方策として紹介されており、多くの企業がこれを参考に取り組みを始めています。

今後も、工場等を評価する「工場版」、都市再開発やショッピングセンター向けの「都市･ＳＣ版」、集合住宅向けの「集合住宅版」、物流施設や戸建住宅団地を評価する「戸建住宅団地版および物流施設版」、ゴルフ場向けの「ゴルフ場版」、企業林を評価する「企業林版」、街区レベルの大規模施設を評価する「ABINC ADVANCE（アドバンス）版」と、幅広い施設用途に合わせた第三者認証制度を実施してまいります。